記事一覧

第二回名古屋ミニオフレポート

今日はWOWOWのHP上で行われている「アイドルへの道」という企画の参加者の、名古屋近郊在住の人が集まるオフ会です。

うす曇りの名古屋では、雷がピカピカ光っていました。
待ち合わせ時間は2:45。約束の「ナナちゃん前」にたどり着いた時、時計はぎりぎりの2:40でした。きょろ、きょろと辺りを見回していると、柱の陰から二人の大男が!
鷹さんとWinnersさんでした。前に一度お会いしている二人に会えて、一安心。Winnersさんの飼っているシーマンのお話を伺っているうちに、一見スポーツマン風の男性が近づいてきて、こちらから鷹さんが声をかけました。
わざわざ静岡から新幹線を使って名古屋に来て下さった、マスターR∧さんでした。みんなでハンドルを名乗りあってご挨拶。もう一人の主賓、広島のうさたんが鈍行を乗り継いで名古屋に着くはずの時間までには、まだ2、30分あったので、そのままWinnersさんのシーマンの共食いの様子なんかを伺いながらその場で立ち話。10分ほどしたところで、僕らの横に黒い陰が!
真っ黒なうさたんでした。途中の駅の乗り継ぎを走って行うことで、時間を短縮したのです。「早すぎる。偽者では」と疑うてなしもを尻目に、みんなでハンドルを名乗りあってご挨拶。その場でシーマンの卵の孵し方の話なんかをしばらくしていましたが、どうせ喋るならということで近くの喫茶店をめざすことに。世間一般では夏休み。女性客の溢れかえるデパートフロアを男五人で闊歩しながら、やっと適当な地下階のサンドイッチハウスにたどり着きました。
コーヒーに紅茶にフルーツジュース、トマト抜きのサンドイッチやスプーンのついていないヨーグルトなんかを食べながら、アイドルへの道の企画中の話や、X氏のものまね、HPの話やシーマンの餌にはシーマンと同じ顔が付いている話などで盛り上がりました。

あっという間に6時になったので、本格的にご飯を食べようと、居酒屋に移動することになりました。地上に出ると、滝のような大雨。降り出したばかりらしく、一向にやむ気配がありません。しょうがないので、名古屋名物の地下街を通って目的の居酒屋に近づくことに。デパートのすぐ前にあった階段を降りるとさっきまでいたサンドイッチハウスに出くわしてずっこけたりもしましたが、うねうねと地下を進んで適当なところで地上へ。
しかし、雨はますます強くなっていました。そこから居酒屋には歩いて3分もかからないのに、あまりのどしゃ降りに前に進むこともままなりません。我々はなんとか、近くのコンビニに逃げ込みました。ここでうさたんが、初めての「ロッテアイス”爽”」との出会い。広島では見る事の出来ない青いパッケージを買い求めるうさたん。その後、てなしもがプロレス雑誌を読みはじめて余計に時間を食ったりしながら、意を決して雨の中を進み、なんとか居酒屋へ。
お刺し身、焼きイカ、焼鳥に土手煮、そして名古屋名物手羽先のから揚げなどを頬張りながら、東京で行われているはずのコミケオフを想像してみたり、うさたんがこっそり”爽”を食べたり、いつか闇鍋をやりたいなんて話になったり、シーマンの将来を語り合ったり、話は弾みます。気が付けば、予定していた8:30を過ぎて、そろそろうさたんが東京へ向けて出発する時間。マスターR∧さんの新幹線の時間もあるので、もうお開きです。
あっという間の6時間でした。でも、ただ会って喋るだけのイベントが、こんなに楽しいなんて!

外に出ると、雨はほとんど上がっていて、傘をさす必要は無くなっていました。まだ9時なのに多くの店が終わってしまっているという、夜の早い名古屋の街を通り抜け、名古屋駅に。うさたんはこれから16日まで東京へ。マスターR∧さんは新幹線で静岡へ。Winnersさんは電車と車を乗り継いで岐阜へ。鷹さんも電車を乗り継いで豊橋方面へ。
中央線320円区間で名古屋駅に来られてしまうてなしもは、皆さんの苦労を知りもせず、またこんなミニオフやりたいなー、シーマン欲しいなー、と帰りの電車の中で思うのでした。

寓話の力

8月19日に、TBSラジオの早朝番組「森本毅郎スタンバイ」の「現場にアタック」というコーナーで、WOWOWONLINEで活躍中のバーチャルアイドル、栗原みづきさんのことが取り上げられました。
ちなみに、僕は、その番組の存在をそれまで全く知りませんでした。特に大きく告知もされなかったその番組内容のことをどうして知る事が出来たのかというと、僕も含めてWOWOWバーチャルアイドル企画の応援活動をしている仲間のうちの中心的存在、REIさんのHPの掲示板に、「番組で取り上げるにあたって、ファンの人の生の声を聞かせてもらいたい」というディレクターさんからの書き込みがありまして、「応援活動の手助けになるなら」と僕てなしもが連絡を取って、結局そのままファン代表として出演した、というわけです。

さて、その内容に関してなのですが、まず、それを聞けた知り合いの何人かに感想を聞いたところ、大体「もう少しなんとかならなかったものか」という意見でした。
その不満の大半は番組パーソナリティの森本毅郎氏に注がれていて、「理解しようとしていない」「ただ怖がったり、笑ったりしているだけ」というものでした。

ただ、僕としては、テープに取っておいたものを何度か繰り返して聞いてみましたが、それほど変な扱いはではなかったのではないかと感じました。
確かに、森本毅郎氏は少しひいた視点で面白がって発言されていますが、そのほとんどは話題を面白い方向に持って行こうとする為のもので、それは番組のパーソナリティとしては当然の対応だと思います。
実際に僕のインタビューから放送に使われていた部分は、「この企画に参加していてこんなに楽しいですよ」という内容の場所で、それに対しての森本氏の発言は「ついていくのが難しい」という内容のものでしたが、ここは、そのとおりだと思います。インターネット社会にあまり触れていない壮年の人ならば、こういう反応が出て当然でしょう。「よくわからない→怖い→遠ざける」というのは、人間の心理の自然な流れです(ちょうどそういう内容を扱っているこのHPの「妖怪の話」参照)。
そして、この部分はバーチャルアイドル企画の宣伝効果という意味では、決してマイナスではありません。壮年層は、明らかにこの企画のターゲット層ではないからです。むしろ、メインのターゲット層であるはずの若年、青年層(そしてオタク層)の中には、「面白そうな話だ」と思った人がいたのではないでしょうか。森本氏が放送中「時代が変わったんだねえ」と言われていますが、まさしくそのとおり。取り残されている者と、変化の渦中にいる者とでは、同じ放送を聞いても印象は違うはずです。

また、森本氏が内容の締めとして

「クリスマスのサンタクロースみたいなものでしょ?それに大人が本気になるのもどうかなあ」

という発言をされていますが、このあたりは森本氏がきちんと事態の本質を掴んでいることがわかる発言だと思います。バーチャルアイドルというのが「サンタみたいなもの」というのは、実に的を射た意見です。
ただ、そういった「寓話の力」というものを、その凄さを、話者は理解していません。
そもそも市場主義経済も、科学も、社会も家族も友達も全て、人の思い込みから発生しているということを、森本氏は忘れています。大きなことから小さなことまで、人間同士の約束事によって社会は成り立っているということを、見失っています。もちろん、その「約束事」に疑いを持たなくても生きてこられた人にとっては、思いも寄らぬことでしょうし、それに疑いを持たないことは悪いことではありません。
しかし、時代はその「約束事」の定めた境界が大きく揺らいでいるところに来ています。「大人はそんな事はしない」という古い約束事ではなく、それがあるという状況によって実際にあがる「効果」を見つめなければなりません。
そして現実に、12月24日に世界中に訪れる「クリスマスのサンタクロース」が、どれほどの経済的・心理的効果を生んでいるか、ちょっと考えれば分かることです。さらには、この日が、ある世界宗教にとって大切な日であることも忘れてはいけません。(もちろん、宗教というのは、寓話の塊であるという側面を持ちます。)
「寓話の力」は、世界中の人々を優しい気持ちにさせる効果すら持っているのです。

「バーチャルアイドル」というものを扱うだけでも、ここまで発展させることはできます(放送を聞いてから考えたんですけど)。
インタビューの中で僕はここまで喋ったわけではありませんが、実際に使われた部分以外に「インターネットコミュニティの存在」や「これは文通の高速版であって、文通そのものは人類が千年以上も前からやっている。人は、そんなに新しいことを出来るわけではない」といった話をさせていただきました。
ディレクターの方は、放送日の昼に電話を下さって、「一部しか使うことが出来ませんでした」とわざわざ謝って下さいましたし、放送中のそのディレクターさんの丁寧なフォローが無かったら、もうちょっとは聞いていて不愉快な内容になっていたかもしれません。7~8分の短いコーナーではありましたが、内容そのものの趣旨は明確。ついでに「参加している”てなしも”という人は随分楽しそうだ。ちょっと早口だけど」といったことが、そういうアンテナのある人には聞いていて伝わる内容だったと思いますので、僕はこの放送に協力出来たことに喜びを感じています。


連日、新聞にはインターネット関連の記事が3つも4つも載っている時代ですし、そういった話題や、社会全般に関することなどで、もし、何かお手伝いが出来ることがあったら、出来るだけ協力したいと思いますので、また声をかけていただけるとうれしいです。

第一回名古屋ミニオフ会

約束は4時。
3時40分に待ち合わせ場所についた僕、てなしもは、おもむろに鞄から集合の目印であるWOWOWプログラムガイドを取り出して、読みはじめました。するとすぐ、声をかけてくる人が!
「アンケートお願いします」
・・・宗教の勧誘でした。断りきれずに話を聞いていると、
「もち」
と後ろから呼ぶ声が。
勧誘は立ち去り、振り向いた僕の前に立っていたのは・・・あれ?今日集まるはずの方々の中に、僕をもちと呼ぶ人はいなかったはずでは。
目の前にいたのは、僕より一回りほど年上にみえる男性でした。
「・・・うさたん?」
混乱した僕は、おもわずいつも僕のことをもちと呼ぶ、年下のはずのライバルの名を呼んでいました。
「違うよ~、今日は乱入OKだって聞いてたから」
「ひょっとして・・・」
そこに、体の大きな人が一人現れました。続いて、同じくらい大きな人がもう一人。
Winnersさんと鷹さんでした。
そして、僕らを遠巻きにしながら、恥ずかしそうに顔に手を当てつつ近づいてくる若者が一人。お調子者さんでした。
お調子者さんはしきりに
「あれ?今日は四人だって聞いてたんですけど」
と首を捻っていたので、乱入者の正体は、居酒屋に入るまで秘密にしていました。

乱入者の正体、それは塩尻でのお仕事を終えた後、バイクで名古屋まで回ってみえた、さとりさんでした。

早く集まったので居酒屋さんが開くまで少し待つことになってしまいましたが、特に問題無く入店。@Sa-yaのメンバーはおのおの、自分のひまわり騎士団ナンバーのついた下駄箱に靴を入れ、数字が見えるように鍵を持ってにやり。ああ、ここで写真撮っておけばよかったですね鷹さん。
早い入店が功を奏し、広めの席に入れて、飲み物、食事が運ばれてきました。そこから、アイドルへの道談義が始まりました。内訳は、思い出話5割、みづきさんのこれからの話3割、お互いの話2割といったところ。いろいろ楽しいお話が出来ましたが、くわしい内容は、出席者だけの秘密ということで・・・。
あっという間に二時間程が過ぎ、成田に帰るさとりさんと共に店の前で記念撮影パチリ。
「また今晩会いましょ~!」
とバイクで帰るさとりさんに無理なお願いをするてなしもがいました。
残る四人は、とりあえずゲームセンターへ。お調子者さん、鷹さん、てなしもの三人がDDRに挑戦して、玉砕。(特にお調子者さんは、けっこう酔いが回っていたようで見ていて面白かったです。)
すぐにカラオケへ。
四人とも非常に声が高く、女性ボーカルソングのオンパレードになりました。2時間の間の主な歌は、もののけ姫・ジャストコミュニケーション(Winnersさん)、突撃ラブハート・オートマチック(お調子者さん)、愛を取り戻せ・カントリーロード(てなしも)、さまよえる蒼い弾丸・アデッソエフォルチュナ(鷹さん)、などなど。アニメソング率8割くらいでした。
その後、お金をこわしにゲームセンターに寄ったりしつつ雑談を交わすも、
「まあ、テレホの時間に間に合うように帰りましょう」
といった感じで、9時ごろに解散に。
別れ際になって、よく考えたらお互いに本名の自己紹介をしていないことに気がつきました(笑)。

オフ会の写真は後日鷹さんが郵送してくれるそうなので、楽しみです。さとりさんに送られた分は後日HPにアップしていただけるかも。
是非また、皆さんとお会い出来るオフ会をやりたいです。今度は、もっともっとたくさんの方にお会いしたいですね。次は大阪?広島?それとも静岡でしょうか。都合をあわせて、また出席したいです。

川瀬爽の話

川瀬爽さんは、WOWOW ONLINEの企画 「アイドルへの道」 から生まれたバーチャルアイドル・候補デス。

川瀬爽(かわせさや)さんは、この春までオンライン上で行われていた競争で栗原みづきさんに惜しくも敗れてしまい、デビューの機会を逃してしまいました。でも、僕らが応援活動を続けることで、いつの日かまた機会が巡って来てくれることを信じています。
現在は、ともに戦った仲間ということで、栗原みづきさんの積極的な応援活動もしています。


※注意
「アイドルへの道」に関する、このHPで使用されている画像・名称等の著作物の利用に関する権利はすべて日本衛星放送株式会社に帰属します。
当HPはWOWOW及び日本衛星放送株式会社とは一切関係ありません。
当HPに関する質問・意見等は製作者にして頂き、日本衛星放送株式会社には一切なされませんようお願いします。

ページ移動

  • 前のページ
  • 次のページ